「めまい恐怖症」って?

心因性の「めまい恐怖症」

  めまい 女性 皆さんは「めまい恐怖症」という言葉を聞いたことはありますか? 簡単に言うとめまいの症状にたいする心配や恐怖から、それがストレスになったり、そのせいで不眠になったりして、その結果さらにめまいの症状が悪化してしまうことです。   大体の方は自分がめまいに襲われると「脳に異常があるのかな?」とか「耳の中に異常があるのか?」そうでなければ「肩のコリすぎ」だとか「最近疲れているから・・・」なんて考える方が多いのですが、その半分くらいの方は原因の一つにストレスが関係しています。確かにそういった方はほとんど全員が肩や首、背中のコリを感じていたり、身体のだるさ、疲労感を感じているのでそう思ってしまうのも仕方ないかもしれません。   ですがストレスが原因になっているめまいは身体のバランスを整えてもなかなか良くならないのが特徴です それはいくら身体のバランスを調整しても同じように身体や精神がストレスを感じ続けていれば同じように反射的に身体や精神のバランスが崩れてしまうからです。   ただでさえ身体や精神的なストレスのせいでめまいが発症しているのにめまいに対するストレスでさらに症状が悪化してしまう「めまい恐怖症」の人は検査の結果、脳や耳に異常がないときは「神経症」として扱われ心療内科に送られることが多いようです。   めまい自体は不安状態やうつ状態、うつ病から発症することもあります。自律神経機能の亢進症状として起こることが多いのですが、全般性不安障害と呼ばれることもあるそうです。   またパニック障害の発作時の症状の中にもめまいの症状があります。 「めまい恐怖症」の症状は精神的ストレスを感じたときとか、激しい運動の後とか、病気やけがなどで手術を受けたとき、妊娠した時などの後に起こることが多いようです。   「めまい恐怖症」によってめまいの症状が強くなっている人は、ほんの数秒のめまいが起きただけでも「このまま意識が消失して死んでしまうのではないか」「身体に重大な病気が隠されているのではないか」と激しく不安を感じることが特徴です。   頭痛003 メニエール病にかかった人なども心因性の「めまい恐怖症」によって症状がより強くなる人もいます。 つまり何かしらの原因によって生じためまいの症状が心因性の「めまい恐怖症」によってさらに助長されてしまうということです。    そうすると「な~んだ、軽い症状のものを精神的に強い症状にしているだけか・・」「気持ちの問題だな・・・」なんて思うかもしれませんが、このような「めまい恐怖症」の症状が現れた人に危険な病気が隠されている可能性がないわけではないので、まずは専門医に受診してしっかり検査してもらうことが必要です。   検査の結果、身体には問題がないとわかれば不安が解消されて症状が軽減したり、なくなるパターンもあります。そして身体に問題がない場合は心療内科などで薬が処方されたり、心理療法を受けたりします。   これで病気についての不安やめまいの恐怖が緩和されて精神的なストレスが軽減し元気になることができればめまいの症状がよくなります。  

それでもめまいが改善されない場合は。。。

ƒvƒŠƒ“ƒg 「めまい恐怖症」以外の原因が残っているのでその調整が必要になってきます。   めまいを引き起こしている原因の一つのストレスが無くなればあとは施術の内容とすれば・・・身体の全身的なバランス、体液循環を整え「自然治癒力」を引き出すことが第一優先になります。   次に自律神経のバランス、身体のゆがみ(筋肉、関節、内臓)を整えることでまた循環不良を起こして身体が疲労しすぎることを防ぐのです。   そもそも他に特別な病気がない原因不明のめまいは自律神経のバランスが崩れていることや身体の全身的なゆがみによる反射のために引き起こされているので、それらが整えばめまいの症状やそれに伴う肩こりや首こりなども改善していきます。   どの症状もそうですが、「いつか良くなるかな~」なんて思って放っておいてもこういった症状は余計悪化したり、治りにくくなるだけです。心当たりのある方はできるだけ早く専門家に頼ってくださいね。