四十肩・五十肩は放っておくと危険!?根本的に良くなるために大切なこと

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一言で四十肩・五十肩といっても症状や治療経過は人それぞれです。

 

初めて来院した時には痛みがひどく全然肩を動かすことが出来なかったけど

1か月ほどで痛みもほとんどなくなり、動きもかなり改善する人もいれば

 

来院時、痛みはそんなに気にならないけど、45度以上動かないのが

1~2か月全然可動域が回復せず3か月目でやっと改善してくる人もいます。

 

それは四十肩・五十肩には3つの病期があり、またその時にどういった対処をしていたか?

どのような生活習慣なのか?

といったことで経過は大きく変わってきます。

 

その3つの病期とは・・・・

急性期→慢性期→回復期というものです。

 

急性期とは、関節に炎症が起きている状態で・・・

何もしていなくても、肩がうずく、痛む時期です。

 

この時期は睡眠中も痛みで目が覚め、満足に睡眠がとれない方がいらっしゃいます。

 

期間としてはだいたい1~2ヶ月位で、対処法としては、無理をしないことが第一です。

そして、あまりに痛みが強い場合は炎症部位を冷やすことをお勧めします。

冷やすことによって、炎症を和らげることができます。

 

冷やす時間の目安としては、15~20分が目安になってきます。

痛みが出ない程度に冷やすことが大事なので、無理に20分冷やす必要ありません。

冷やすのは氷水がお勧めで、たまに保冷剤などで冷やす方がいらっしゃいますが

それでは冷えすぎて患部の皮膚が凍傷で傷つく場合があるので気を付けてください。

 

次に慢性期ですが、急性期の様な夜もまともに眠れないほどの痛みというのは無くなります。

ですが、重い感じの痛みがあり少しずつ動かすことは可能になってきますが、

とっさに肩関節を動かした時には「ぐっ!」というような嫌な痛みを感じることがあります。

 

この慢性期は個人差がありますが、大体4~6ヶ月くらいと言われています。

痛みの動作を極力控えるようになってくるので、おのずと関節可動域も狭くなってきてしまします。

 

回復期は、痛みも可動域も少しずつ回復してくる時期です。

軽度の場合は気づいたら勝手に治っていたという事もありますが

ここまでの対処に間違えがあると痛みはほとんどなくなったけど

肩関節は拘縮が残り可動域は狭いままということが起こってしまいます。

 

関節の可動域を改善するためには拘縮してしまった軟部組織をもとの柔軟性のある正常な組織に改変させなければなりません。

拘縮を改善し根本的に治るために大切なことは・・・

 

・体液循環を整える

変性してしまった組織が元の正常な組織に改変していくためには

その患部に豊富な血流が必要です。

 

古い細胞を破壊する細胞も新しく組織を作る細胞も血流に乗ってやってくるので

いくら可動域訓練などで一生懸命肩周りの筋肉を引き延ばしても

拘縮してしまった組織が改変することはありません。

 

体液循環が悪くなるのは肉体的疲労、精神的疲労、内臓疲労が原因で

それらは日常生活における環境や習慣、食生活などで起こるため

生活習慣を見なすことはとても大切です。

 

・身体のゆがみを整える

身体の体ゆがみは液循環が悪くなる原因でもあり、

これが残っていると、またすぐ身体が疲労し体液循環が悪くなるので

最悪の場合は後々に四十肩・五十肩が再発してしまいます。

 

だから根本的に良くなるために痛みや可動域が大体改善してきても

「身体のゆがみを整える」ということは大切なことです。

 

身体のゆがみは根深いものはなかなか自分では改善することは難しいので

専門家に診てもらうことをお勧めします。

 

 

今まさに四十肩・五十肩でお悩みの方の参考になれば幸いです。

一人でも多くの方が早く良くなって毎日を快適に笑顔で過ごせるようになることを願っています。

 

 

「肩こり専門」 ひろ整体院

 

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