頭痛といえば…
「頭痛」の症状として代表的なもので、
筋緊張性頭痛・片頭痛・群発性頭痛があります。
その他にも様々な疾患でも頭痛は
みとめられていますが、今回はこの3つの
症状の違いと肩こりの関係性について
お伝えしていきますね。
○筋緊張性頭痛
肩・首周辺の筋肉の緊張が強くなりすぎて
起こるものです。筋肉の緊張が強いことにより頭に
十分な栄養が行き渡らなくなることによって、
頭痛が起きてしまいます。筋緊張が起こってしまう
原因としては、精神的ストレスがの負荷や長時間の
デスクワークによる姿勢不良や目の酷使などが
考えられます。他にもたくさん原因は考えられますが、
このような事が原因で、頭や腕を支える筋肉が疲労したり、頸椎の関節の動きが
悪くなったりと機能低下を招き、その結果、筋緊張性頭痛を起こしたりします。
○片頭痛
こめかみ部分に拍動性の頭痛であったり、頭の
後ろや首周りがこってきた時に起こったりする
頭痛です。片頭痛には前駆症状というものがあり
頭痛の前に急に肩こりが強くなったり、吐き気、
光・音や臭いに過敏に反応するという
特徴があります。そもそも片頭痛は何故
起こるのかというと、脳に酸素や栄養を送る為の血管がなんらかの
要因により血管が拡張してしまいうことで、その周囲を取り巻いている
三叉神経が圧迫され、刺激を受けることにより片頭痛が起きます。
刺激を受けた三叉神経からは、
痛みの原因となる物質が放出される
ことにより、炎症が起きます。すると
血管は更に拡張していき周りの三叉神経を
ますます刺激していき、大脳にまで
伝わると“痛み”として認識され頭痛が
起きます。つまり、日々のストレスや
疲労による肩こりが強いと、肩首周りの
筋肉が緊張し、その周辺の血管や神経にも
圧迫を与えてしまうので、片頭痛が起きてしまいます。
○群発性頭痛
群発性頭痛は片頭痛と同じ血管性の頭痛です。
目の奥にある内頚動脈という脳に栄養を送る血管が
なんらかの原因により拡張してしまうことにより
起きると言われており、群発期には目の奥が
えぐられるような痛さと言われています。この頭痛は
片頭痛と比べると、1年に1~2回と発症回数こそ
少ないものの一度発症すると、一周間の間に毎日1~2時間程度同じ時間帯に
頭痛が起きるという特徴があります。これは片頭痛にも言える事なのですが、
疲労やストレスからくる肩や首こりは、頭痛のサインともいえます。
何故なら、肩や首コリが起こることで周辺の血管や神経に影響を与えてしまうからです。
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~まとめ~
今回はメジャーな症状として知られている頭痛と肩こりとの関係性について
お伝えしてきましたが、他にも心疾患なども肩こりは関連したりしています。
肩こりとはいえ、身体からの何かのサインなので見逃してはいけません!!
だから今、肩こりで悩まれている方は一度ご連絡下さい!