肩こりとストレスの関係 こんなことでお困りではありませんか? ・頭が重くて痛い ・肩こりが半年以上ずっと続いている ・何だかめまいがする ・肩が重く気分が落ち込みやすい ・何をしても集中できない 長い間こういった症状に悩んで、お医者さんにかかってもどこも悪くないと言われた・・・ではいったい原因は何なのでしょうか? もしかするとそれは・・・自覚があるないにかかわらず精神的なストレスがかかりすぎているという身体からのサインかもしれません。 そして、それは心が「うつ」状態になっていること、うつ病の初期に差し掛かっていることを意味します。 「うつ病」というと心の病気のような印象ですが身体にも不調が出ることが多々あるのです。
自律神経が乱れると…
「うつ病」にかかると気分が落ち込み、集中力がなくなって些細なことでイライラするようになったり、常に物事に対して不安を抱えていて焦りを感じられるようになります。心がそのような状態になると身体は常に気を張った緊張状態となってしまい特に上半身の筋肉は知らず知らずのうちに力を入れ続けてしまいます。 その結果・・・肩こりや首のコリにつながってしまいます。肩や首の筋肉が緊張し続けているとそれに起因した緊張性頭痛と呼ばれる頭痛も発生することがあります。このためうつ病患者さんに処方される抗うつ剤には筋肉の緊張を和らげる効果のあるものが含まれているものが多くあるそうです。 またストレスを受けている状態が続くとだんだん自律神経の働きも悪くなってしまい、それに伴って胃や腸などの内臓の調子にまで影響を及ぼすことがあります。うつ病の人に下痢や便秘、吐き気なども見られるのはこのためです。 自律神経バランスが崩れることによる胃腸の不具合がうつ病の症状に必ず含まれるわけではありませんが、うつ病も自律神経の不調も過度のストレスが原因となるのは一緒なので症状が似通ってくることが多くあります。 そして疲労がピークになると耳の空気圧を調節する機能が低下し、それによって耳鳴りやめまいが起きやすくなります。耳鳴りやめまいは自律神経の不調から起こることもあります。 その他にも胸の痛み、息苦しさ、食欲不振など心の不調に起因した症状は多く、そして人それぞれです。 原因がわからない身体の不調を「疲れているだけだろう」「放っておけばそのうち治るだろう」などと思って放置してしまっていると治りにくくなるだけではなく更に悪化させる可能性があります。 ですから身体の異常とともに意欲や感情、思考が最近変化してきたと感じたのなら専門医に受診しましょう。 自分の身体を守れるのは自分だけです。身体からのサインを見逃さずになるべく早く適切な対処が受けられるようにすることが早期改善のカギです。 精神的ストレスを解消するすべがある方は、ぜひ早い目に対処してくださいね。
今すぐ思いつかない方にはいくつか方法を紹介します。
・ゆっくりお風呂につかってリラックスする時間を作る ぬるめのお湯につかりながらゆっくりとした時間を過ごすと血流も促されとても心が落ち着きやすくなります。 ・小汗をかくくらいのウォーキングをする 景色を楽しみながら歩くと全身の筋肉も使えて血行がめぐりやすくなるし、気が紛れてその後リラックスしやすくなります。 ・思いっきり運動する これはちょっと荒療治ですがやはり身体を動かすことは精神的な疲労と違った気持ちのいい疲労を促してくれます。 そうすることでその後に体がとてもリラックスして睡眠の質が上がります。 ・好きなもの、ほしいものを年齢×10個書き出す 30歳の方なら300個好きなものや欲しいものを書き出してください。その膨大さに最初は圧倒してしまうかもしれませんがそれ くらいたくさん好きなものを探し、欲しいものをリストアップしていくうちに徐々に「好きなこと」に意識を向けていけるようになります。 そうすれば、その「好き」という気持ちがストレスを発散してくれるようになるし、またそれを手に入れようと新たな目標も次々生まれていきます。 簡単にあげただけでもこれだけあります。 あなたのできる範囲からで構わないので一度試してみてくださいね。 そしていつも好きなことや楽しいことに目を向けて探してみてください!きっと目の前が明るくなりますよ!