痛みを伴う肩こり・・・   　 「肩こり」と一言で言っても自覚症状は様々です。 何だかだる～い感じや何かが乗っているような重い感じであったり、人によれば触るだけでも痛いと訴える人もいます。   　だるい感じという状態は肩の筋肉の中では疲労物質がたまっている状態です。 例えば・・・長時間のデスクワークや車の運転後に肩こりや腰痛を感じたことはありませんか？ そんな時は肩の筋肉の中では酸素が不足して乳酸などの疲労物質がたまっています。 すると筋肉は硬くなりコリやだるさを感じてしまいます。 つまり同じ姿勢を長時間続けたり、同じ筋肉ばかりを使い続けることがコリの原因の一つになるわけです。 これくらいならまだまだ症状は軽いもので身体が自分で元に戻る力があれば一回寝たら良くなったりします。 しかしなかなか良くならない場合は身体の自然治癒力が衰えている可能性があるので注意が必要です。   　 また、他の記事でもよく書いていますが、局所の血行や全身の血行も肩こりに深く関係します。 血行不良は筋肉をさらに硬くし肩こりを重症化させる可能性があります。   軽度の肩こりなら入浴やマッサージをしてもらって楽になることはありませんか？ 血の巡りが良くなったことで肩こりが改善されるものの原因としては血行不良が考えられます。この慢性的に血行不良が伴っている肩こりは少し良くなりにくくなります。 疲労して硬くなった筋肉が周りの血管を圧迫して血の巡りを悪くしてしまいます。すると筋肉内にたまった乳酸などの疲労物質が流れずにたまってしまうのです。   　 そのせいで筋肉に届く酸素や栄養の量も減ってしまいさらに疲労物質が発生していまいどんどん筋肉が硬くなってしまいます。 するとますます肩こりをきつく感じるようになるのです。こうなるとなかなか肩こりは改善しにくくなるわけです。   もっとひどい状態になると何もしていなくても痛くて、身体を落ち着ける姿勢が無くなってしまいます。 もんでも良くならないしジーンと痛む、もしくは鋭く強い痛みがある、いつも同じところがこっている感じでつらい・・・そんな経験はありませんか？  

　そのような肩こりの原因は末梢神経が傷ついてしまっていることが考えられます。

疲労して硬くなってしまった筋肉や流れずにとどまっている乳酸などの疲労物質の刺激によってその周りの末梢神経が圧迫されたり傷つけられたりします。 　 末梢神経はそれ自体が痛みやしびれを脳に伝える神経なので圧迫されたり傷つけられたりすることで、そこが痛みを感じたり違和感が生じたりします。それが強い痛みやコリとして感じてしまうのです。   　 このような状態になると本当に改善しづらくなってしまいます。 そしてここでは単純なものだけを紹介していますが、実際は疲労や循環不良だけが原因ではない方がほとんどです。 循環不良に関しても良くなりやすい循環不良となかなか良くならない循環不良があります。 そして長い間辛い症状を抱えている方はほとんどなかなか良くならない循環不良であることが多いのです。   　 他にも筋肉が疲労してしまう原因が筋肉や骨・関節のゆがみが原因で合ったり、全身的な循環不良の原因が内臓のゆがみであったり、すべての原因に精神的ストレスが関係していたりすると治療は複雑になってきます。 そんな状態のときはマッサージをしたくらいでは良くならないどころか逆に症状が悪化してしまう可能性があります。  

　肩こりはとてもつらいものですが我慢してしまう方がとても多いです。

そして耐えられなくなって当院に来られる方はほとんどが症状が複雑になって良くなるのに時間がかかってしまいます。 また、肩こりはそれ自体が悪いのではなく何かしらの不調の原因の症状として出ているものがほとんどなので、ずっと我慢していると原因の不調から他の症状が出てきます。   　 そうなるとさらに重症化してしまい本当につらい思いをしなくてはなりません。 ですから、今肩こりを感じている人はその原因を見つけ出し適切な対処をすることをお勧めします。 すでに強い痛みやそれに伴う頭痛、めまい、不眠などがある方はすぐに専門家に診てもらってください。   放ったらかしにしていても何もいいことはありません。 もちろんひろ整体院はいつでもうけたまわります！