めまいには感じ方の違うめまいがいくつもあります。
フワフワ・クラクラ・グルグルなどのめまいがあります。
このような症状には回転性・浮動性・動揺性・失神性などに分けられ、前駆症状というめまい症状が起きる前に何らかの症状がきてしまう現象があります。
その中でも代表的な症状としては、片頭痛があります。
片方にしか頭痛が起きない為、片頭痛という名前が付いているのですが、決して片方だけというわけではなく、両方に頭痛が起きることもあります。
症状としては、ズキンズキンやドクドクと脈打つような感じの頭痛を訴えて、あまりの痛みに仕事や勉強に手がつかなくなり、酷い時には動くことすら苦痛に感じてしまうことがあります。
原因は三叉神経血管説というものが有力視されていています。
何らかの誘発因子により血管が刺激されて急激に収縮すると、その反動で血管は一気に拡張してしまいます。そうなることによって、その血管を取り巻いている三叉神経を圧迫してしまい、頭痛やめまいなど様々な症状が起きてしまいます。
頭痛以外での随伴症状としては、吐き気や胃のむかつきなどがあります。
その他には、頭痛・めまいの発作が起こる前兆の症状があります。
前駆症状には目の前がチカチカ光る閃輝暗点という症状や、普段全然気にならない程の小さな音もうるさく聞こえてしまったり、臭いに敏感になったりする症状があります。
このような症状がみられる原因としては、三叉神経と脳の通り道に視覚や聴覚・嗅覚などの感覚器官を通ってから脳に痛み情報を伝達している為、目がチカチカしたり、普段うるさく感じない音もうるさく感じたり、臭いを嗅ぐとめまいが起きたりしてしまうです。
その他にも気温や気圧による変化でもめまいは起こるとされています。
また食事に関しても血管を拡張させる食べ物や収縮させる食べ物があります。
拡張作用がある食べ物としては、アルコール(特に赤ワイン)・ベーコン・ソーセージなどがあります。
収縮作用がある食べ物には、チョコレート・チーズ・コーヒー・スナック菓子などがあります。
食べ物は片頭痛を引き起こす誘発因子なので、これらの食べ物を食べたからといって必ず片頭痛になるわけではなくいくつかの条件が揃った時に引き起こされると言われています。
これらの症状に対しての対処法として、首や肩を冷やしてあげることが大事です。
筋緊張性のものであれば筋肉が緊張状態にあるので、それをほぐすために温めたりすることにより、血流を良くしてあげることが大事になってきますが、片頭痛の場合はそうではありません。
片頭痛は血管が急激に拡張や収縮を繰り返すことにより血管や神経にストレスを与え続けることにより、炎症が起きてしまっているので、温めるのではなく、冷やしてあげることが重要になってきます。
当院は根本治療を目指している為、問題が起きているばかりに注目するのではなく全身的な循環を整え、ゆがみに対しても整えることによって良くなってもらうことをコンセプトとしています。
今苦しんでる方のお役に少しでも立てれば幸いかと思います。
「肩こり専門」 ひろ整体院
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