私たちの身体には・・・ 心臓・肺・胃腸・肝臓・膵臓・腎臓などの様々な臓器がありますが、 特に肝臓は日常生活において負担がかかりやすい臓器でもあり、 人が生命活動をするにあたってなくてはならない臓器です。
肝臓が疲労し肝機能が低下すると、肝臓と繋がっている自律神経や周りの臓器にも影響が出てしまい、 頭痛・肩こり・腰痛などの症状を引き起こしたり、背骨がゆがんでしまったり、 全身の血流が悪くなったりしてしまいます。
こういった疲労が蓄積すると・・・ 左右で肩の高さがおかしかったり、 手足の長さが合わなかったり、 骨盤の高さがちぐはぐになったり してしまいます。
肝臓の働きを支配している自律神経も疲労してしまうと、 その中枢近くの上部頸椎にもゆがみが起こってしまいます。
それらの様々な身体の歪みの結果、肩こり・首こり・頭痛というような症状が起きてしまいます。
肝臓疲労から頭痛が起こりやすい生活スタイルとは
・晩ご飯を満腹まで食べる 消化・吸収には多くのエネルギーを必要とするので そういった食生活が続くと消化管や肝臓などの臓器が疲労してしまいます。
・朝はバタバタしているので 朝食は摂らないor胃もたれしているので朝食は食べないようにしている こういう人は頭に十分な栄養や酸素が行き渡っていない可能性があります。 この生活が続くと片頭痛を起こす原因にもなります。
・パソコンに長時間向かう事が多い 同じ姿勢をとり続けることが多いデスクワークなどは、緊張型頭痛になりやすくなります。 こういう方は時々息抜きに散歩したり、景色を眺めたりするなど、気分をリフレッシュすることが大切になります。
・目の使い過ぎor眼鏡が合わない 目の周りの筋肉に余計なストレスをかけてしまうと緊張型頭痛の原因にもなるので目の酷使は注意が必要です。
・人混みの中によく出かけることが多い 騒音・香水・タバコの匂い・暑さ・強い光は片頭痛を誘発する因子になるので、そういう方は混雑する場所はできるだけ避けるようにしましょう。 また、空腹状態も影響を受けてしまいますので、出先でも食事はしっかり摂るようにしましょう。
☆頭痛が改善する為の方法として☆
上記のようなことが原因で起きている頭痛は 内臓疲労をとることで、頭痛の症状は改善していきます。 内臓も筋肉と同じように働きすぎると疲労してしまいます。 疲労した場合は筋肉と同じで休ませてあげればその疲労は消えてくれます。 そして暴飲暴食を減らし、決まった時間にしっかり寝ることが大切です。
ですが、付き合いなどで夜遅くに飲食する方や 帰りが遅くなり晩ご飯を食べるのが遅くなる方はきっと多いはずです。 そんな人でもまずは簡単なことから、 付き合いがない日などは寝る前に食べることをやめたり、 アルコールやジュースを飲まないようにすることから始めてください。 そうした小さな積み重ねで疲労は解消していきます。 それでも・・・ いきなり「今日から晩ご飯なし」というのも難しいのであれば、 まず、ご飯をしっかり噛み腹六分目に抑え、3時間程あけてから寝るようにしてみてください。 それだけでも内臓にかかる負担は軽減され頭痛などの症状の頻度は減ってくるので是非お試し下さい。 ●まとめ● 内臓の中でも、特に肝臓は疲労しやすい臓器で その疲労を回復させるためには、筋肉と同じように休息させてあげることが大切です。 その為に暴飲暴食を控え、決まった時間に睡眠をとることが内臓にとって一番の休息になるので現在、頭痛にお悩みで思い当たる節がある方は 一度生活を見直してみてはいかがでしょうか? もし、それでも改善しないのであれば、根深い疲労が蓄積している可能性がありますので、その時は専門機関にご相談下さい。 「肩こり専門」とまり木整体院 06-6371-5678