肩こりと甘い物と聞いて何ら関係ないと思う方もいらっしゃるかもしれません
が・・・
それを東洋医学的に考えると、そこには密接な関係性があるのです。
今回は東洋医学と当院治療の考え方を織り交ぜながらお伝えしていきますね。
まず、私たち人間の身体は栄養を摂取することにより、形成されています。
そんな食べ物の中には、色々な味があります。
例えば…
・酸っぱい物
・苦い物
・辛い物
・塩辛い物 など
東洋医学にはこのような味が様々な臓器と密接に関わりがあるのです。
例えば酸っぱい物には肝臓、苦い物には心臓、辛い物には肺、塩辛い物には腎臓という具合で関連する臓器が決まっています。
そして、甘い物はというと脾臓や胃に影響を及ぼす味になります。
だから甘い物を取りすぎると脾臓や胃に負担がかかります。
そして脾臓や胃という臓器に負担がかかっても肩こりを引き起こしてしまうんです。
何故かというと・・・内臓にストレスがかかることにより、その内臓に関連する筋肉が収縮するからです。
そしてその結果身体がゆがんでしまいます。
脾臓や胃と関連する筋肉は上半身だと胸からお腹辺りの筋肉が関連してきます。
それらの筋肉が収縮することにより身体が前傾姿勢になりやすくなります。
しかし、人間の身体というものは前傾姿勢になるとしんどくなるという事を無意識に理解しているので、
そうならない為に背中や肩、首の後ろの筋肉が姿勢を支えようとして緊張してしまいます。
つまり・・・・
甘いものを良く食べている
⇩
常に内臓に負担がかかる
⇩
その内臓の周りの筋肉が緊張
⇩
身体がゆがみ、姿勢を支えるために肩の筋肉も緊張
⇩
肩こり
という構図が出来上がってしまいます。
実はこれは肩こりだけに言えることではなく
腰痛やその他の痛み、めまい、頭痛などの原因にもなります。
食生活によって身体に負担がかかり様々な症状を
引き起こしている方は少なくありません。
もしもあなたが何をしても全然肩こりが良くならず悩んでいて
食生活に心当たりがあるのなら
その辺を見直してみることをお勧めします。
日本中の方が肩こりをはじめ、つらい痛みや不調から解放され
日、快適に楽しく過ごせることを心より願っています。
「肩こり専門整体」 ひろ整体院 06-6371-5678